職員のコロナ感染について

入居者様、利用者様やご家族様には連絡させていただきましたが、1月24日に職員1名の新型コロナに感染が判明しました。その前日である23日に、その職員は夕映え棟の遅出勤務として調理、入浴介助等を行っており、入居者様や職員への感染の可能性を考慮し、面会やユニット間の往来等に制限をさせていただく等の対策を行いました。  しかし、その後感染の判明した職員と接触した入居者様や職員を中心に、発熱や咳などの症状が出始める事態となりました。コロナ感染に間違いないだろうと考え、デイサービスの休止等を含めた強い対策を開始しましたが、その後の受診や検査で誰一人陽性になる方はおらず、入居者様に関しては別の病気が原因で発熱していたことが分かったため、2月7日から通常の対応に戻しています。  ご家族様、役場介護保険課、包括支援センター、居宅介護支援事業所の皆様には大変ご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。    これまでコロナ感染が施設内で発生した時のシュミレーションを行ってはいましたが、正直なところ、萩の里内で感染を防ぐのは非常に難しいと感じました。そもそも建物がコロナ感染のような感染症の発生を前提として設計をしておらず、むしろ近い距離で相手の存在を確認できることで安心につながるように考えて建てられています。そして、入居されている皆さんは全員認知症疾患の診断を受けていらっしゃるので、居室で過ごす様にお願いしてもそれは難しい事でした。相談に乗って頂いた保健所の方も仰っていましたが、コロナ感染よりも引き籠ることで生じる弊害のほうが大きいようにも思えました。  引き続き感染対策はしっかり行いながら、万が一また感染等があった場合には、このホームページでもお伝えしていきます。